皆様こんにちは!
もうすぐクリスマスですね!
(上野駅のクリスマスツリー)
そしてクリスマスが過ぎるとあっという間にお正月!
お正月には初詣に行っておみくじを引いて、お守りを受けて…という方が多いかと思います。
今日は、「お守り」についてお話しします。
厄除け、交通安全、学業、家内安全、縁結び、安産‥今はたくさんの種類のお守りが神社やお寺にあります。
実際にどういった経緯で今のようなお守りができたのか?
効果を得られる身に着け方はあるのか?
今回はお守りについて掘り下げたいと思います!
目次
■お守りの起源
御神札・お守りともにその歴史はとても古くその起源は古代にまで遡ります。
一説によれば、縄文時代に勾玉を魔除けのために身に着けていたことが日本のお守りの起源だそうです。
まだ医療や文化が発達していなかった時代に、安心して生きられるよう願い、身を守るために持っていた勾玉が時を経てお守りになっていったのですね。
縄文時代の遺跡からはたくさんの勾玉、鏡、宝石類が出土していますが、お守りとしての役割が大きかったようです。
そして、魔よけとして身に着けていたモチーフ、文化が現在もアクセサリーやパワーストーンといった形で変化しながら残っているのです。
■お守りの種類
お守りの種類は本当にたくさんありますが、まず代表的なものをご紹介します。
〇健康祈願・・・現在健康である人が病気をすることなく継続して健康に過ごせるよう願うもの
〇病気平癒・・・現在病気である人が病気の退散除去、治癒を願うもの。
〇長寿祈願・・・健康と長寿を願うもの
〇金運上昇・・・金運が高まることを願うもの
〇財産上昇・・・財産の価値が高まること、増えていくことを願うもの
〇商売繁盛・・・起業する人や経営者を含め、商売をしている人が商売の繁栄・繁盛を祈願するもの
〇千客万来・・・多くのお客さんが絶え間なく来ることを願うもの。
〇出世成功・・・仕事の成功、出世が上手くいくことを願うもの
〇昇格昇進・・・昇格や昇進ができることを願うもの
〇恋愛成就・・・恋愛が上手くいくように願うもの
〇縁結び・・・良縁を得ること、今ある縁が結ばれることを願うもの
〇安産祈願・・・母子ともに健康で無事に出産できることを祈願するもの
〇子授け・・・なかなか子宝にめぐり合えない人が子宝に恵まれることを祈願するもの。
〇合格祈願・・・受験生や資格取得を目指している人が目標とするものに合格することを願うもの
〇学業成就・・・幅広い範囲の人の、勉学がはかどり成績が向上、達成できることを願うもの
〇家内安全・・・家族全員の幸福祈願をするもの
〇交通安全・・・不慮の災難・事故に遭わないようにと、車を祓い清め、安全運転を祈願するもの
〇旅行安全・・・旅行中の安全・無事帰宅を願うもの
〇航空安全・・・空の安全や飛行道中安泰を祈願するもの
〇海上安全・・・海で仕事される人や船に乗る人の無事を願うもの
〇厄除け・・・厄年の年明けに厄払いの祈願をするもの
〇方位除け・・・人はだれでも凶方位が必ずあるため、そこからの難に巻き込まれないよう祈願します。
〇八方塞・・・九星気学の占術で9年の一度くるとされる、何をしてもうまくいかない八方塞の年に、災いがないように願うもの
〇開運除災・・・運勢の弱い年に一年の無事を祈願します。
〇五臓六腑御守・・・心臓、肺臓、腎臓、肝臓、脾臓の意味で、持ち主の健康と無病息災が祈願されたもの
そのほかにも神社、お寺にその場所ならではのお守りがあります。
勝守、夢かなう御守、七福神御守、ねこ守(青島神社)
海幸守(伊勢神宮)
天狗守、無病息災・ぼけ封じ、護身鏡守、腰痛平癒・健脚祈願守(高尾山薬王院)
箭弓守、球技守(箭弓稲荷神社)
蹴球(サッカー)御守、対人関係円満守、ペットのお守り、からだ守り※(熊野神社)
※からだ守りは頭、爪、シナプスまで、なんと計57種類もあります!
日本全国で何種類お守りが存在するのか、大変興味が湧きます。
■お守りの持ち方
紐を着けて首から提げて持ち歩く方法が最も良いとされているそうですが、常に身に着けて(持ち歩いて)いればよいのだそうです。
また、持ち歩くことができない場合はなるべく高い場所(できれば目につく明るい場所)に置くとよいそうです。
<小話>
早稲田の穴八幡宮にある金運・開運にご利益のある「一陽来復御守」は、その年の定められた恵方に向けて、冬至・大晦日・節分の夜の12時に壁に貼るというお守りです。
家の高い位置に貼る、というお守りです。
■お守りの種類別の身に着け方
学業に関するお守は、教材・ペンケース、教材はノートを入れるカバンにつけるとよいとされています。
普段学習する環境に置くだけでもご利益があるといわれています。
金運に関するお守は、お財布の中がよいようです。
健康に関するお守り、その他のお守りは常に持ち歩くものに着けたり、はさんでおくとよいそうです。
■複数のお守りをもっても大丈夫?
「複数のお守りを持つと神様が喧嘩をして、その効果が薄れたりなくなってしまう」と聞いたことはありませんか?
実は、この噂は本当ではありません。
高徳である神様同士が喧嘩することや、ご利益を相殺することはないそうです。
■お守りの返納の仕方
お守りは基本的には受けた神社やお寺に返却することがいいといわれますが、神社であれば、別の神社に返すことでも大丈夫なのだそうです。
そして1年間で返納することが基本だそうです。
お守りを手放す時は、決して捨てることはせず、お焚き上げをしてもらいましょう。
■オリジナルお守り
お守りの種類とそれぞれに込められた意味をご紹介しましたが、手作りのお守りやオリジナルで作成するお守りには効果があるのでしょうか?
この効果については諸説あるかと思いますが、「オリジナル」で作る際に込められた願いや想いは神社やお寺で祈願することと変わらないと私は考えます。
オリジナルのお守りを持つ人の考え方によるとは思いますが、少なからず前向きになれたり、力をもらえる場面があるのではないでしょうか。
オリジナルお守り小ロットから制作 | オリジナルグッズ製作リアライズネット
■日本キーホルダー工業で作成できる木製のキーホルダー
お守りといえば、布の袋にお札が入っていて…というものが通常ですが、木製の根付をお守りにしている!という方の声を聞いたことがあります。
(合格祈願や勝利祈願といった内容が多いようです!)
日本キーホルダー工業では、アクリルキーホルダーだけでなく、木製キーホルダーを作成することができます!
オリジナル木製キーホルダーはオリジナルカットで好きな形に加工出来るほか、絵馬型や木札型が人気です。
木製キーホルダーの制作方法や制作単価についてはこちらをクリック
木製キーホルダーも接続パーツはストラップやナスカン、ボールチェーンをはじめ、根付(紐)もお選びいただけます!
木製で制作すると和風でとても味のある特別なお守り木札ができあがります。自分の想いや願いをオリジナルの木製のお守りにしてみませんか?
木製キーホルダーは30個から作成可能です。
今回、お守りについて調べてみて、知らないことが多く、とても勉強になりました。
いつか、日本各地の珍しいお守りを探す旅に出たいと思います。
それではまた!