アクリルブロックの印刷方法や作り方を徹底解説!自作でのやり方も | 日本キーホルダー工業

「アクリルブロックってどのように印刷されるの?」 「アクリルブロックへの印刷って自分でもできる?」 このようなアクリルブロックへの印刷に関して、今回は以下の内容について紹介します。 アクリルブロック…

  • 「アクリルブロックってどのように印刷されるの?」
  • 「アクリルブロックへの印刷って自分でもできる?」

このようなアクリルブロックへの印刷に関して、今回は以下の内容について紹介します。

  • アクリルブロックの概要
  • アクリルブロックの印刷に関する種類や方法
  • アクリルブロックの印刷をすべき人

本記事を読めば、アクリルブロックへの印刷方法を知ることができるので、理想のオリジナルアクリルブロックを作成することがきっとできるはず!後半では、アクリルブロックの自作、その作成手順についても触れているので、ぜひ最後までお読みください。

アクリルブロックの魅力について、より詳しく知りたい方は以下の記事もおすすめです。

アクリルブロックの魅力とは?愛される秘訣を他のアクリル製品と徹底比較してお伝えします。

印刷方法について知る前に!アクリルブロックとは?

印刷方法について知る前に、まずはアクリルブロックに関する以下の概要について確認しましょう。

ここからは、それぞれの内容について具体的に紹介します。

そもそもアクリルブロックとは?

引用:「アクリルブロック」|日本キーホルダー工業

アクリルブロックとは、その名の通りアクリル樹脂で作られたブロック型のインテリアのことです。

「ドミスト」や「アクリルドミノ」などさまざまな言い方があり、アクリルブロックの特徴は以下になります。

  • 透明度が高い
  • 耐久性に優れている

このように光を美しく通せるような透明度や、ガラスに似ているものの割れにくく軽量です。また、加工しやすい素材であるため、形状やサイズをカスタマイズしやすいとも言われています。

アクリルブロックの用途

アクリルブロックの用途は多岐にわたり、以下がその例です。

  • インテリアとしてのディスプレイ
  • 表彰盾やトロフィー、アクセサリーの展示台
  • 企業のロゴやアート作品を封入した記念品

このように個人の趣味だけでなく、イベントや展示会での視覚的なアピールにも役立つことがあります。また耐久性と美しさを兼ね備えているため、建築やインテリアデザインの分野でも利用されています。

アクリルブロックの作成について

アクリルブロックは、アクリル樹脂を硬化させて作れるのが一般的です。

まず液体のアクリル樹脂を型に流し込み、加熱や圧力をかけて固めます。固化後、ブロックを型から取り出し、必要に応じて切断や研磨を行い、滑らかな表面や望む形状を作り出します。

その後、特殊な技術を使って色を付けたり、内部にオブジェクトを入れたりすることも可能です。

このような工程により、デザイン性のあるアクリルブロックが製作されます。

アクリルブロックの印刷方法

片面印刷と両面印刷のアクリルブロックの画像

一般的なアクリルブロックの印刷方法は、UV印刷と言われる印刷方法です。インクジェットプリントの1種でUVインクジェットプリントとも言われます。アクリルにインクジェットプリンターでインクを塗布しながら同時にUVレーザーを当てて瞬時にインクを硬化させて堅牢度を高めるという形の印刷方法となります。

そしてアクリルブロックではそのUV印刷を用いて、以下の2つの仕様でアクリルブロックは作成されます。

それぞれの印刷方法について、具体的に紹介します。

片面印刷

片面印刷は、アクリルブロックの一方の面にのみインクを施す印刷方法です。

片面印刷は、展示物やサイン、記念品など、見る人の視線が一方向から集まる場合におすすめです。

クリアなアクリル素材が印刷物の背後から透けて見えることで、立体感や深みを演出できます。また、製造過程が比較的簡単でなので、料金が安くなる場合があります。

片面アクリルブロック


裏側からフルカラー印刷をしてその裏側にホワイトインクで印刷を重ねて仕上げます

両面印刷

両面印刷では、アクリルブロックの両面にインクを施します。

両面印刷は、立体的にアクリルブロックを見ることができ、情報を多角的に伝えたい展示や、インテリアとしての人気があります。両面に異なるデザインや情報を印刷することで、一つのアクリルブロックから複数のデザインを作ることも可能です。

ただし、片面印刷に比べてコストも上がる傾向にあります。しかしその分、完成度の高いアイテムとなるでしょう。

両面印刷アクリルブロック


際立たせたいデザインを表面に印刷。背景デザインを裏側に印刷します。

アクリルブロックその片面印刷と両面印刷の違いをお分かりいただけましたでしょうか?アクリルブロックの印刷はとてもきれいなUV印刷を可能にするRoland製、MIMAKI社製のUVプリンターを使用していますのでとてもきれいな発色が売りです。

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アクリルブロックの素材や色の分類

アクリルブロックの素材や色は、以下に分かれます。

ここからは、それぞれの内容について具体的に紹介します。

クリアタイプ

クリアタイプのアクリルブロックは、その名の通り、完全に透明なタイプです。

クリアタイプは光を美しく通す性質を活かして、オブジェクトを浮かび上がらせるように見せることができます。透明度が非常に高いため、内部に封入されたアイテムやデザインが鮮明に見えます。

ホワイトタイプ

一方、ホワイトタイプのアクリルブロックは、乳白色の不透明なタイプです。

ホワイトタイプは、直接的な透明感を求めるのではなく、柔らかな光の演出や背景としての使用が目的です。透明度があまりないため、内部にのオブジェクト見えにくいですが、高級感ある洗練された雰囲気を作ることができます。

アクリルブロックの作成方法は大きく2つ

アクリルブロックの印刷方法は、基本的に以下の2つに分かれます。

ここからは、具体的にそれぞれのメリットとデメリットについて紹介します。

自作する

アクリルブロックを自作するメリットは、以下のとおりです。

  • 費用を最小限に抑えられる
  • 完全自由にアクリルブロックを作れる
  • 1つだけ制作ができる

必要なアイテムさえ準備すれば、デザインの試行錯誤を自由に行うことができ、オリジナルアクリルブロックを作成することが可能です。また、緊急のプロジェクトや少量生産にも対応しやすいです。

一方で高品質な結果を得るためには、適切な機器と技術が必要となることがあるます。印刷機器の費用が高いこと、技術を習得するまでに時間がかかること、また、一貫した品質を保つのが難しいことがデメリットとしてあげられます。また、大量生産には向いていません。

業者に依頼する

アクリルブロックの制作を業者に依頼するメリットは、以下のとおりです。

  • 高品質な印刷
  • プロフェッショナルな仕上がりで魅力的なデザインを再現
  • 大量生産も可能

業者に依頼すれば、高品質な印刷技術により魅力的なデザインのオリジナルアクリルブロックを手に入れられます。また一貫した品質管理のもと、大量生産が可能になるため、ビジネスやイベントでの使用にもおすすめです。

日本キーホルダー 工業では、50個からアクリルブロックの制作依頼を受け付けており、詳細は料金表を確認してみてください。

アクリルブロックに印刷する自作方法と手順

アクリルブロックへの印刷自体は決して難しいわけでなく、自作でも可能です。

自作方法では、透明フィルムを使用した印刷を例に説明しており、必要な材料は以下のとおりです。

  • アクリルブロック
  • 透明フィルム(インクジェットまたはレーザープリンター用
  • プリンター
  • スプレー接着剤

それぞれの自作方法に関する手順について、確認しましょう。

デザインの準備

まずは印刷したい画像やテキストをコンピュータ上でデザインしましょう。

IllustratorやPhotoshopなどの画像編集ツールを使用して、アクリルブロックのサイズに合わせてデザインを調整してください。デザインが逆転して印刷されることに注意し、必要に応じて画像を反転させましょう。

透明フィルムへの印刷

でき上がったデザインを透明フィルムに印刷しましょう。

プリンターがインクジェットかレーザーかに応じて、適切なフィルムを選んでください。印刷の際は、フィルムがプリンターに適していることを確認し、画像が鮮明に印刷されるように設定してください。

フィルムの乾燥

印刷したフィルムが完全に乾くまで待ちましょう。

インクが乾かないうちに触ると、スミやにじみの原因になることがあります。

スプレー接着剤の使用

乾燥したフィルムの裏面(印刷面とは反対側)にスプレー接着剤を薄く均一に塗布します。接着剤を使う際は、室内が換気されていることを確認してください。

フィルムをアクリルブロックに貼り付け

接着剤を塗布したフィルムを慎重にアクリルブロックに貼り付けます。気泡が入らないように、フィルムをゆっくりと押し付けながら貼りましょう。

フィルムが完全に貼り付いたら、余分な部分をカッターなどで丁寧に切り取ります。

仕上げ

フィルムの端を滑らかにし、アクリルブロックの表面を綺麗な布で拭いて完成です。

この自作方法は、特別な技術を必要とせず、家庭でも手軽にアクリルブロックにオリジナルのデザインを印刷できる方法です。

ただし、耐久性や仕上がりの品質は、専門の印刷業者に依頼する方法と比べると劣る可能性があるため、使用環境や目的を考慮して行いましょう。

アクリルブロックへの印刷を自作すべき人

アクリルブロックへの写真やイラスト印刷を自作すべき人は、以下のとおりです。

それぞれの内容について確認しましょう。

自分で何かを作る過程を楽しみたい人

自作の魅力は、作ること自体にあると考える人もいるでしょう。

アクリルブロックへの写真やイラストの印刷を自分で行うことは、自分のアイデアを形にすることができます。制作過程では、デザインを選んだり、実際の印刷作業を行ったりと、すべて自分の手で行います。

失敗や試行錯誤によって、完成した時の達成感は大きなものとなるでしょう。

そのため個人の趣味や家族への贈り物として、独自の作品を作り上げたい人にとって、自作はおすすめです。

一つだけ欲しい人

特定のイベントの記念品やその人に合ったギフトなど、一点もののアクリルブロックを作成したい場合、自作はおすすめです。

大量生産には向かない小規模なプロジェクトや、個人的な用途であれば、高いコストをかけて専門業者に依頼する必要はありません。自分でデザインし、印刷することで、手軽にかつ経済的に、自分だけの特別なアクリルブロックを作ることができるでしょう。

アクリルブロックへの印刷を業者に依頼すべき人

アクリルブロックへの印刷を業者に依頼すべき人は、以下のとおりです。

それぞれの内容について、具体的に確認しましょう。

高品質な仕上がりを求めている人

高品質な仕上がりを重視する場合、専門業者に依頼するのがおすすめです。

業者は最新の 技術や品質の高い素材を使用しており、細部にわたるデザインの再現性や色彩の鮮明さが格段に高まります。

特に展示会や品質を担保しなければいけないギフト、ビジネス用途での使用を考えている場合、専門業者に依頼するのがいいでしょう。

高解像度の写真や複雑なイラストも、細かいデザインまで忠実に再現され、長期間に渡って色褪せにくく美しい状態を保つことができます。

大量生産が必要な人

イベントの記念品や販促物、大規模なプレゼントとしてアクリルブロックを大量に用意する必要がある場合、業者に依頼することが効率的です。

多くの業者は大量生産に対応しており、一貫した品質と短期間での納品が可能です。自作ではどうしても時間やコスト、品質の面で限界がありますが、業者ならばスケールに応じたコスト削減も期待でき、結果的に一個あたりのコストを抑えることができるでしょう。

時間や手間を節約したい人

忙しい日常の中で、時間や手間をかけずに印刷したアクリルブロックを制作したい人は、業者に依頼するべきです。

デザインの準備から印刷、仕上げまでの全工程を専門業者が担うので、個人で行う場合に比べて大幅に時間を節約できます。特に、デザイン作成に自信がない場合や、印刷技術に関する知識がない場合、安心して任せることができまます。

短期間で高品質な仕上がりを求めるビジネス用途や、特別な日のプレゼントとして、手間をかけずに素晴らしいアクリルブロックを手に入れたい場合、ぜひお問い合わせください。

存在感あるアクリルブロックの印刷なら日本キーホルダー工業

日本キーホルダー 工業の画像

今回はアクリルブロックにデザインを印刷する方法や、自作手順などについて紹介しました。

そもそもアクリルブロックとは、アクリル樹脂で作られたブロック型のインテリアです。

基本的にデザインを印刷したい場合、自作と業者への依頼といった2つの方法があります。

まずは自分で作ってみて、時間や品質、制作数の面で難しい場合、業者に依頼するのがいいでしょう。

弊社日本キーホルダー工業でも、オリジナルのデザインを印刷したアクリルブロックの制作を羽化賜っています。片面印刷と両面印刷の2つ印刷方法から選ぶことができ、まずはアクリルブロックの商品ページを確認してみてください。