今まで作成できたけどしっかりと案内しきれていなかったキーホルダーの仕様をまとめて価格表をつくって正式リリースする。その正式リリースシリーズの第五弾が、
見る角度でデザインが変わる?
それってどういうこと?
と思われる方も実際のものをみれば「あ~、あれね!」となるかと思いますのでまずはこの動画をご確認下さい。チェンジングアクキーとも言われます。レンチキュラーアクスタですね。
ね?見たことありますよね?
この印刷技術のことを”レンチキュラー”と言います。
このレンチキュラー印刷の技術を用いて作られたものがレンチキュラーアクリルなのです!
今まで案内はしていましたが正式に価格表を用意してWEBサイトに商品ページを掲載はしていませんでした。それを今回ドドン!と掲載開始となったのでこの工場長ブログでもご案内させていただきます。
レンチキュラーアクリル、その仕組みは?
レンチキュラーのアクリルキーホルダーアクリルスタンドはなぜ見る角度で絵柄が切り替わるのか。
そんな疑問を持つ方もいるかもしれません。そのオリジナルキーホルダーを製法や用いられてる技術から解説するのがこの工場長ブログの特徴でもありますので今日は少しだけ解説をさせていただきます。
レンチキュラー印刷の表面には実は小さな凹凸があり、絵柄は凸の部分と凹の部分で別の絵柄が表現されています。
凸部分・・・デザインA
凹部分・・・デザインB
のように。
このように凹凸でわかれている為正面からみた時にはデザインAが見え、凹部分が見える角度から見た時にはデザインBが見える。と言う仕組みになっています。
実は表現の仕方にも種類があり、
絵柄が切り替わる「チェンジング」
徐々に絵が大きくなっていく「ズーミング」
徐々に絵柄が変化していく「モーフィング」
キャラクターの動きを楽しむ「アニメーション」
と4種類の表現方法があります。デザインの切り替えは2層だけという訳ではなく何層に分けるかで↑のような変化を楽しむことができます。
確かアクリルでは4層くらいまでは依頼を受けたことがあります。確か。。。
この技術は紙の印刷ではそれこそ40年ほど前から一般的に使われていましたがこの10年のキャラクターグッズ人気の高まりの中でオリジナルキーホルダーにも少しずつ用いられるようになってきました。
チェンジングアクキーはなんと言っても「企画が通る」「許諾がとれる」
それがレンチキュラーキーホルダー・チェンジングアクキーの特徴です。
やはり物珍しさはまだまだありますからそういった部分が強みになり企画が通りやすいということで有名タイトルの企画もどんどん挑戦して欲しいアイテムの一つになります。
なぜ物珍しいかというとデザインを複数用意することから面倒くさいのでは?というイメージや価格表のような形で案内している工場がないからです。
つまりはレンチキュラーのことを知らない人がまだ多いから実例はそこまで多くはなくだからこそちょっとだけ珍しい、だから企画が通るという図式になります。
今がチャンスですよ!
ぜひトライしてみて下さい。