- 「アクリルスタンドについた汚れを落としたい!」
- 「アクリルスタンドの傷を治したい!」
自分が愛用しているアクリルスタンドに、「いつの間にか汚れや傷がついていた」という方も多いのではないでしょうか。
特に愛着のあるアクリルスタンドは、できるだけ綺麗な状態で維持しておきたいものです。
一方、「具体的にどんな手入れをすればいいのか分からない」という方もいます。
今回は、「アクリルスタンドの手入れ」を知りたい方に向け、グッズ制作のプロが下記の内容をお届けします。
- アクリルスタンドの手入れ方法を知る前に!汚れや傷がつく原因
- 【アクリルスタンドの手入れ】汚れの落とし方
- 【アクリルスタンドの手入れ】傷の治し方
- 【アクリルスタンドの手入れ】汚れや傷の防止
本記事を読めば、アクリルスタンドに汚れや傷がつく原因を知り、適切な手入れについて理解できます。
後半では、アクリルスタンドの汚れや傷を防止する方法についても紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
それはそうと、普段は制作を生業としている私達です。
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目次
アクリルスタンドの手入れ方法を知る前に!汚れや傷がつく原因
アクリルスタンドの手入れについて知る前に、汚れや傷がつく原因について解説します。
- 強い衝撃が加わる
- アルコール類などの液体がかかる
- 汚れを硬い布で拭く
- 熱にさらされる
- 静電気でホコリがつく
上記の通りアクリルスタンドは、些細なことで傷や汚れがつきやすいと言われています。
ここからは、上記の5つの原因について具体的に解説します。
強い衝撃が加わる
アクリルスタンドに強い衝撃が加われば、傷がつく可能性が高くなります。
アクリルスタンドの素材は、ガラスより透明度が高く加工しやすいアクリル板です。
アクリル板は優れた耐久性を持ち、割れたとしても破片が飛び散りにくく表面の強度はガラスの10~16倍と言われています。
一方、アクリル板は優れた耐久性を持ちますが、加工しやすいがゆえに傷つきやすいという短所があるのです。
そのため、アクリルスタンドに強い衝撃が加わると傷がつく可能性が高くなります。
アクリルスタンドに傷がついて小さな溝ができれば、汚れが入り込むケースも考えられます。
汚れや傷を防止するためにも、アクリルスタンドにできるだけ衝撃が加わらないよう、保護カードなどを活用し守る必要があるのです。
アルコール類などの液体がかかる
アルコール類などの液体がアクリルスタンドにかかれば、汚れや傷がつく可能性が高まります。
アルコール類の付着が汚れや傷の原因になるのは、アクリル樹脂の性質によるものです。
アクリルスタンドを制作するためにアクリル樹脂を板に変形させた際は、必ず板のどこかに「応力」という力が生まれます。
応力とは、アクリル樹脂が変形する際に、外力に抵抗する力のことを指します。
アクリルスタンドには、アクリル板になる「前の形に戻ろうとする力」が残っているのです。
アルコール類がアクリルスタンドに付着すると、樹脂内部まで液体が浸透します。
アクリルスタンドの応力が存在する部分に浸透すれば、樹脂が劣化し亀裂が入る可能性が高いでしょう。
アクリル素材の性質上、指紋やほこりなどがつきやすいことから、汚れを取るために消毒液などのアルコール類を使って手入れする方も多いです。
かえってアクリルスタンドが傷んでしまうため、汚れを拭く際はアルコール類の使用を避けてください。
アクリルについた指紋や汚れを硬い布で拭く
アクリルスタンドに付着した汚れをとるために、硬い布で拭いてしまうと傷がつく可能性があります。
上記でも述べましたが、アクリル素材は加工性に優れる反面、傷がつきやすいという短所があります。
アクリルスタンドの手入れをする際に、乾いた硬い布でふいてしまうと硬い部分が本体と強くこすれるかもしれません。
アクリルスタンドに硬いものが擦れることで、傷つく可能性が高くなるのです。
手入れをする際は、マイクロファイバーなどやわらかい布の使用をおすすめします。
アクリルは熱にさらされる
制作後何か月も経過しアクリルスタンドが熱にさらされると、変形する可能性も出てきます。
アクリル樹脂は、熱によって変形しやすくなる性質を持ちます。
熱を加えれば加工しやすくなるという魅力がある反面、高温にさらされるほど変形したり傷がつきやすくなるのです。
例えば、窓際にアクリルスタンドグッズをインテリアとして飾っていると仮定します。
夏場の猛暑で窓のカーテンを閉めずに放置し出かけた場合、長時間強い日光にさらされることになります。
アクリルスタンドが日光に長時間さらされると、熱を持ち変形してしまう可能性があるでしょう。
高温の熱を持ったアクリルスタンドが、硬いものと接触したり床に落ちてしまうと、簡単に傷がつくのです。
熱の影響で劣化したり傷つくのを防ぐためにも、アクリルスタンドは常温または日陰の場所に保管することをおすすめします。
静電気でほこりがつく
アクリルスタンドにほこりがつくと、汚れや傷がつく可能性があります。
アクリル樹脂には、静電気が発生しやすい性質もあります。
インテリアとして利用されるアクリルスタンドは、放置されているとすぐにほこりや汚れが付着する可能性があるのです。
ほこりを取るために布ふく際に、傷がついてしまうケースも考えられます。なのでほこりがつかないように工夫をするということも大事です。リンス(帯電防止効果があります)や帯電防止剤等を用いて、アクリルスタンドの静電気対策を行っておくと相当なほこり対策となります。
【アクリルスタンドの手入れ】指紋、汚れやほこりの落とし方
アクリルスタンドについた指紋などの汚れやほこりの落とし方をご紹介します。
- 指紋、汚れやほこりを落とすために必要な道具
- 具体的な汚れの落とし方
- 汚れを落とすために必要な道具
手垢や指紋などの汚れがついたままアクリルスタンドを放置すると、簡単に水洗いでは落としにくくなります。
アクリルスタンドに汚れがついたら、こまめに落とすことが大切です。
定期的に汚れを落とし、アクリルスタンドを手入れしましょう。あとはアクスタをおいている部屋をこまめに掃除するなど綺麗な環境にしておくということもとても大事です。それだけでほこりなどアクスタを傷つける要因になるものを遠ざけることができます。
ここからは、上記の3つについて解説します。
汚れを落とすために必要な道具
アクリルスタンドの汚れを落とすために必要な道具は、以下の3つです。
- 水を入れる容器(洗面器など)
- やわらかくて綺麗なタオル
- 中性洗剤
アクリルスタンドを傷つけないように、タオルはマイクロファイバーなどのやわらかい素材を選びましょう。
上記のアイテムは、日常的に利用するものやホームセンターやスーパー、100円均一などで簡単に手に入ります。
具体的な汚れやほこりの落とし方
具体的なアクリルスタンドについた汚れの落とし方は、以下の通りです。
- 用意した容器に水を入れる
- 中性洗剤を4、5滴落とす
- やわらかい布をひたす
- 布をしっかりと絞る
- アクリルスタンドの表面を優しく撫でて汚れをふき取る
アクリルスタンドの手入れは超簡単です。
短時間で手軽に汚れを落とすことができるので、ぜひお試しください。
汚れを落とす際の注意点
汚れを落とす際は、以下の点に注意しましょう。
- アルコール類は使用しない
- 乾いた布でふき取らない
- 力任せに拭かない
- こすりすぎない
アクリルスタンドは、比較的傷がつきやすい素材でできています。
注意点を押さえなければ場合によって、傷つく可能性があるので注意してください。
【アクリルスタンドの手入れ】傷の治し方
アクリルスタンドについた傷の治し方をご紹介します。
- 傷を治すために必要な道具
- 具体的な傷の治し方
- 傷を治す際の注意点
適切な方法でアクリルスタンドの傷を治せば、綺麗な状態に戻すことが可能です。
ここからは、上記の3つについて解説します。
傷を治すために必要な道具
傷を治すために必要な道具は、以下の4つです。
- アクリル研磨剤
- コンパウンドスポンジ
- やわらかくて綺麗なタオル
- 手袋などの保護具
傷を治すために使う道具は、ホームセンターやカー用品店で手軽に購入できます。
アクリル研磨剤は硬い粒や粉が入ったクリーム状の商品で、アクリルスタンドを磨くために使います。
コンパウンドスポンジは、アクリルスタンドの研磨作業を行うための専用スポンジです。
また、アクリルスタンドの手入れを行う際に、研磨剤が肌に触れると炎症を起こす可能性があるため、手袋などの保護具を身につけましょう。
具体的な傷の治し方
具体的な傷の治し方は、以下の通りです。
- 手袋などの保護具をつける
- アクリルスタンドの傷に研磨剤を1滴ほど垂らす
- コンパウンドスポンジで優しく磨く
- やわらかい布で優しくふき取る
アクリル研磨剤は、灯油の匂いが残る可能性があるため水洗いして入念に洗いましょう。
風通しのいい場所に数日ほど置けば、匂いが取れやすくなるのでおすすめです。
傷を治す際の注意点
アクリルスタンドの傷を治す際は、以下の点に注意しましょう。
- イラスト部分はできるだけ磨かない
- 1か所に集中して磨かない
- 研磨剤を使う際は手袋をつける
- 作業中は換気を行う
イラスト部分を磨いてしまうと、デザインが崩れる可能性があります。
そのため、傷を治す際はできるだけイラスト部分は避けましょう。
傷がある個所を集中してこすってしまうと、アクリルスタンドがへこむ可能性もあります。
1か所を集中的に磨くのではなく、傷を中心に広げながらこすることが大切です。
また、研磨剤は灯油や蒸発しやすい有機溶剤が含まれています。
アクリル研磨剤を使用する際は、手袋を着用し換気を行ってください。
【アクリルスタンドの手入れ】汚れや傷の防止
アクリルスタンドの汚れや傷の防止方法について解説します。
- 透明の保護シールを貼る
- 透明スプレーでコーティングする
- 定期的に水洗いをする
- 帯電防止剤を使う
せっかくアクリルスタンドの汚れや傷をケアしても、防止対策を行わなければ根本的な解決にはつながりません。
普段からアクリルスタンドの手入れを行えば、汚れや傷を未然に防ぐことができます。
ここからは、上記の4つの防止対策について具体的に紹介します。
透明の保護シールを貼る
アクリルスタンドに透明の保護シールを貼れば、本体に汚れや傷がつきにくくなります。
アクリルスタンドに強い衝撃が加われば、アクリル樹脂の性質により傷つきやすいです。
インテリアとして飾っていても、硬いものに当たった拍子に傷ついたり落ちて衝撃を与える可能性もあります。
アクリルスタンドに透明な保護シールを貼れば、イラストが隠れず傷や汚れを防止できます。
100円均一のラミネートフィルムやスマホの保護フィルムなどが、透明の保護シールとして活用できます。
保護シールを貼って傷を防止すれば、アクリルスタンドを修復する必要がなくなるのです。
透明スプレーでコーティングする
アクリルスタンドを透明スプレーでコーティングすれば、傷や劣化を防ぐことが可能です。
透明のコーティング剤で、アクリルスタンドの印刷面や本体を保護します。
傷を防止しつつ透明なカラーでコーティングを行うため、アクリルスタンドのデザイン性に支障もかかりにくいでしょう。
ただ、コーティング剤によってはイラストのインクが溶けてしまう可能性もあります。
コーティング剤を利用する際は、アクリルスタンドのインクが溶けないものを選んでください。
定期的に水洗いをする
アクリルスタンドの汚れや傷を防止するためにも、定期的に水洗いしましょう。
上記でも述べたように、手垢や指紋などの汚れは放置していると落としにくくなります。
鑑賞用に飾っていても、人によってはアクリルスタンドを触る機会が多い場合もあります。
アクリルスタンドの劣化を防ぐためにも、定期的に水洗いして汚れを落としましょう。
少量の中性洗剤と一緒に水洗いすることで、より汚れを落とせます。
帯電防止剤を使う
アクリルスタンドの汚れや傷を防止する際、帯電防止剤が効果的です。
上記でも述べたように、アクリルスタンドは静電気を帯びやすくホコリが付着する可能性が高いです。
アクリルスタンドについたホコリは、汚れや傷の原因になり得ます。
帯電防止剤でアクリルスタンドの手入れを行えば、ホコリの付着を防止できます。
アクリルサンデーなどの帯電防止剤は、通販やホームセンターなどで購入可能です。
アクリルスタンドは日々の手入れが大切!
今回は、アクリルスタンドの汚れや傷の原因や汚れの落とし方、傷の治し方、防止対策について紹介しました。
さきほども伝えましたが部屋を掃除するなどの環境整備もとても大事です。アクリルスタンドの手入れを行えば、劣化を防ぎ長期的に愛用することが可能です。
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特に上記のような愛着の沸く理由があれば、アクリルスタンドを汚れや傷から守りたいと考える方が多いです。
思い出の詰まったアクリルスタンドを長く愛用するには、日々の手入れが大切なのです。
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