「表と裏で違うデザインにしたい」
「裏返ってもデザインを楽しめるようにしたい」
アクリルキーホルダーやアクリルスタンドなどを作るとき、と思ったことはありませんか?
そんなときに使えるのが、アクリルの両面印刷です。
両面印刷なら
・キャラクターの前後の姿を表現する
・表と裏で表情を変える
このような形でデザインの幅を広げられます。
そこでこの記事では、アクリルグッズの両面印刷の仕組みと、データ作成時に押さえておきたいポイントを分かりやすく解説します。
オリジナルアクリルグッズをご検討中の法人様へ
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デザイン・数量・仕様・納期などを伺い、ご希望に合わせたアクリルグッズ製作をご案内します。
お問い合わせ・お見積りはこちらアクリルグッズの両面印刷とは?
アクリルグッズの両面印刷とは、表側から見えるデザインと裏側から見えるデザインの両方を印刷する方法です。
一般的な片面印刷では裏側から見ると白版が見えますが、両面印刷なら裏側にもデザインを入れられます。

両面に異なるデザインを入れられるため、たとえば次のような表現ができます
前後の姿を表現
表はキャラクターの正面、裏は後ろ姿など、前後でつながりのあるデザインにできます。
表情を変える
表は笑顔、裏は別の表情など、1つのグッズで2種類の表情を楽しめます。
イラスト+ロゴ
表にキャラクター、裏に名前や作品ロゴなどを入れるデザインも可能です。
衣装やポーズを変える
表裏で衣装やポーズを変えて、2つのデザインを楽しめるグッズにできます。
POINT
両面印刷は、裏返ったときにもデザインを見せられるだけでなく、表と裏の2面を使ってキャラクターや作品の世界観を表現できるのが魅力です。
両面印刷の仕組み
両面印刷のアクリルグッズでは、アクリル板に「表面デザイン → 白版 → 裏面デザイン」の順で印刷を重ねます。

白版は何のためにある?
透明なアクリルにカラーインクだけを印刷すると、デザインが透けて見えます。そこで、カラー印刷の下地として白インクを印刷する「白版」を使用します。
白版を入れることでカラー部分が透けにくくなり、デザイン本来の色を見せやすくなります。両面印刷では、この白版が表面と裏面のデザインの間に入ります。
POINT
白版は「白く印刷したい部分」だけを指定するものではありません。
透明な素材へカラーをきれいに印刷するための下地としても使用します。
両面印刷のデータ作成で注意したいポイント
両面印刷では表面と裏面に別々のデザインを使用できますが、データの作り方によっては、反対側のデザインが見えてしまったり、完成時の向きが想定と異なったりすることがあります。
特に注意したいのが、「表裏の輪郭」と「裏面デザインの向き」です。
① 表と裏のデザインの輪郭を揃える
両面印刷で特に重要なのが、表面と裏面のデザインの輪郭を揃えることです。
たとえば、表面はダルマのデザインで、裏面で丸のロゴデザインだとします。
この状態では、裏側から見たときに丸いロゴ以外の部分はただの白版がむき出しで見える形になります。
あえて白版が見えるデザインにするのであれば問題ございません。
ですが、形状を合わせたデザインにしないと思いがけず、イメージと違う仕上がりになってしまう場合があります。

そのため、できるだけ同じ輪郭になるデザインでの製作をおすすめします。

表裏のデータを重ねて確認しましょう
輪郭に違いがあると、完成品では反対側の白版が見えてしまいます。表面と裏面のデータを重ねて、輪郭が揃っているか確認しておくと安心です。
② 裏面のデザインは左右反転して作成する
両面印刷では、完成品を裏側から見たときに正しい向きになるよう、裏面用のデザインを左右反転した状態で作成します。
特に分かりやすいのが文字です。
裏面に名前やロゴなどの文字を入れる場合、向きを考慮せずにデータを作成すると、完成品で意図した向きにならない場合があります。
もちろん文字だけでなく絵柄も反転した向きで作成する必要ががあります。

POINT
データ上では裏面の文字などが反対向きに見えますが、完成品を裏側から見たときに正しい向きにするための処理です。
表裏で輪郭が違うデザインにしたい場合
「表は正面、裏は後ろ姿にしたいけれど、どうしても輪郭が揃わない」ということもあります。
その場合は、形状を合わせて背景を追加したり、白版をあえて見せるデザインにする方法があります。

表面と裏面の両方から同じ形で背景または、白版が見えるようにすることで、反対側のデザインが中途半端にはみ出して見えるのを防ぎます。
背景を追加すれば、表裏で輪郭が異なるイラストでも両面印刷を活用できます。
POINT
「表裏の輪郭が違う=両面印刷ができない」というわけではありません。
見せ方を工夫することで対応できる場合があります。
両面印刷データの基本構成
両面印刷のアクリルグッズでは、主に「カットライン」「表面デザイン」「白版」「裏面デザイン」のデータを作成します。
| データ | 役割 |
|---|---|
| カットライン | アクリルをカットする位置を指定するデータです。 |
| 表面デザイン | 表側から見せたいイラストやデザインです。 |
| 白版 | カラーの発色を良くし、表裏のデザインを透けにくくするための白インク用データです。 |
| 裏面デザイン | 裏側から見せたいイラストやデザインです。完成時の向きを考慮して作成します。 |

表面・白版・裏面の位置がずれると仕上がりにも影響するため、それぞれのデータが正しい位置で重なるように作成しましょう。
入稿前のチェックポイント
両面印刷のデータが完成したら、入稿前に次の項目を確認しましょう。
- 表面と裏面のデザインの輪郭を確認している
- 裏面データが完成時に正しい向きになるよう作成されている
- 白版データが作成されている
- 表面・白版・裏面の位置が揃っている
- カットラインが作成されている
- カラーモードがCMYKになっている
- 使用画像の解像度が十分にある
- 配置画像が埋め込まれている
- 文字がアウトライン化されている
両面印刷特有の確認事項だけでなく、カラーモードや画像解像度など、通常の印刷データと同じ基本設定も忘れずに確認しましょう。
よくある質問
表と裏で違うイラストを印刷できますか?
表と裏で異なるデザインを印刷できます。
ただし、輪郭が異なると反対側のデザインが見える場合があります。輪郭を揃えるか、背景を見せるデザインにするなどの工夫がおすすめです。
裏面のデザインは反転する必要がありますか?
完成品を裏側から見たときに正しい向きになるよう、裏面用データの向きを調整します。
特に文字やロゴなど、向きが分かるデザインは完成時の見え方を確認しながら作成しましょう。
白版なしでも両面印刷できますか?
白版がない部分はアクリルの透明感を活かした表現ができますが、反対側のデザインも透けて見えやすくなります。透過部分を取り入れる場合は、表裏から見たときの仕上がりを考えながら白版を作成しましょう。
表と裏の輪郭が違っていても製作できますか?
デザインを工夫することで対応できる場合があります。
表裏の輪郭が大きく異なる場合は、背景を追加したり、白版をあえて見せることで、反対側のデザインが中途半端にはみ出して見えるのを防ぐ方法があります。
まとめ
アクリルグッズの両面印刷を使えば、表と裏で異なるデザインを楽しめるため、片面印刷よりも表現の幅を広げられます。
一方で、きれいに仕上げるためには、両面印刷の仕組みを理解したうえでデータを作成することが大切です。
- 表面と裏面のデザインの輪郭を確認する
- 裏面は完成時の見え方を考えてデータを作成する
- 表面と裏面の間に白版を作成する
- 輪郭が違う場合は白版をデザインとして見せる方法もある
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