こんにちは!日本キーホルダー工業です。
今回は役者さんやアーティストなど「作品」を手がける人たちに特に届けたい記事です。
「あちこちオードリー」セリフキーホルダー
早速ですが皆さんは『あちこちオードリー』という番組をご存知でしょうか?
お笑いコンビのオードリーがMCを務めるテレビ東京のバラエティー番組で、芸能人の葛藤や苦悩を抱える裏側を赤裸々にトークするのを楽しめるのがこの番組の魅了なんですが、今や業界でも最も注目度の高いお笑い番組の一つです。
(『アメトーク』で芸人の出川さんが、今一押しの番組としても紹介されていましたね)
この番組では昨年夏にオンラインライブを開催していたのですが、なんと今年も!8月16日に第2回となるオンラインライブ『あちこちオードリー 真夏のオンラインライブ~心のお札剥がし祭~』を開催とニュースがありました!(おめでとうございます!!)
▶︎(引用記事)『あちこちオードリー』オンラインライブ新グッズ キーホルダー投票1位は「人生七転び十五起き」
そして、そのオンラインライブのグッズが「アクリルキーホルダー」なんです!番組で発言された人気のセリフ「名言」を、お洒落にレトロ調にデザインしたアクリルキーホルダーをグッズ販売しているんですが、(キーホルダー業界にとってはとても明るいニュースですよね♪)
そのグッズが好評で、昨年に出た名言セリフのグッズは軒並み売り切れていました…素晴らしい。セリフのグッズというのは確かにこれまでもあるのですがバラエティ番組から生まれたセリフでキーホルダーを作成するというのは新しい試みかもしれません。
そこで、今回は番組グッズとしての「キーホルダー」が爆売れしたのか?という秘密を、私なりに深堀して考えてみました。ポイントは大きく2つです。
ポイント①:コミュニティ形成のための「キーホルダー」
本来「かわいい!」とか「自分が好き!」なキャラクターやデザインを、身につけて満足するというアイテムだった「キーホルダー」でしたが、昨今は少し“意味”が変わってきたような印象があります。
特に『あちこちオードリー』のアクリルキーホルダーがその側面が強いと感じているのですが、アイテム自体の可愛さやデザインというより、そのキーホルダーを“持っていること”に対しての意味合いが強いアイテムになっていると考えます。
デザインなどを重視しているというよりは、「あちこちオードリーのファンにしか分からないキーホルダーだよね〜」という特別感が大事なアイテムです。
この“特別感”というのは、実はコミュニティ形成にはとても大切で、「知るひとぞ知る」というのがファン同士の結び付きを強くします。(仲間しか知らない暗号みたいなノリです)
実際に好きなアーティストのグッズタオルなどを使っていて、「それ〇〇のだよね!」と気付いてくれた人との距離感って、急にグッと縮まりませんか?
『あちこちオードリー』のアクリルキーホルダーは、そのポイントを上手に設計されたグッズだからこそ爆売れしているのかな?と予想しています。
ポイント②:活動を続けるための「キーホルダー」
テレビ番組など芸能活動やアーティスト活動を続けるために大事なことってなんでしょうか?これはズバリ「収益」です。活動資金がないと、どんなに才能がある芸能人やアーティストも活動を続けることができません。
『あちこちオードリー』の番組でも触れられているのですが、とても面白いテレビ番組だとしても視聴率が悪ければ続けることができずに打ち切りにされてしまう…というのが現実問題としてあります。
なぜなら、テレビの番組は「広告主・スポンサー」から提供される広告費用(CM等)から予算が組まれて成り立っているからです。つまり多くの人に見てもらわないと、広告主から費用を出す番組ではないと判断されてしまうわけですね。(世知辛い世の中です)
そこで、この番組の名プロデューサーの佐久間宣行さんが取った手法が、「広告費用意外にも収益源を作る」という方法です。番組以外で「オンラインライブ」やキャラクターグッズを販売し、その番組の資金をキチンと確保しておく…これってテレビ番組に限らず、芸能人やアーティストが活動を続けるためとても大切なことだと思います。
▶︎(参考記事)アーティストの収入源はグッズから?元バンドマン、現製造会社社長に聞きました!
『あちこちオードリー』のファンは、そんな番組スタッフの思いを知っているからこそ、ライブチケットやグッズにもお金を落としているのだと思います。
ポイント③:名言キーホルダーであるということ
そしてポイントのその3がセリフを文字にした名言キーホルダーであるということです。ファンの方にとっては芸人さんにとって最大の魅力であるトーク、言葉、セリフ、その中から生まれてきたオリジナルキーホルダーというのはとても思い入れが深いものとなるのではないでしょうか?
またトークから生まれてくるということは今後もネタは次々と生まれてくるということ。この名言をキーホルダーにというところは目の付け所が素晴らしいと感じませんか?
この名言キーホルダーはセリフをキーホルダーとして身に付ける、ファンとしてはとてもたまらないニーズをうまく掘り起こしたのではないかと思います。
まとめ
以上が、私が考える『あちこちオードリー』のオンラインライブとグッズの人気の秘密でした。
「作品」を手がける人たちにとって、活動を支えてくれる大事な「ファン」のコミュニティ作りや活動資金としての収益源の確保というのは、避けられない問題だと思います。
同番組のようにアーティストの方はぜひ「アクリルキーホルダー」のグッズ販売から挑戦してみてはいかがでしょうか?
我々「日本キーホルダー工業」では、様々なオリジナルグッズ制作を手がけてきた実績やノウハウがあります。(しかも!社長は元バンドマン)まずは気軽にお問い合わせくださいませ。あなたの活動を全力でお手伝いしたいと思っております。