本記事では、アクリルキーホルダーやアクリルスタンドの制作でポイントとなる「カットライン」について説明いたします。
「初めてアクリルキーホルダーをオリジナル制作するけど、何をしたらいいか分からない!」
「今度、アクリルキーホルダー制作のためにカットラインを作らないといけないんだけど、作り方が分からない!」
といった初心者の方向けの内容となっております。初めて「カットライン」を聞いた方でも理解できるような構成となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
日本キーホルダー工業では、「白版」や「カットライン」などのデータ調整がされていなくても、イラストを送っていただくだけでオリジナルアクリルキーホルダーやオリジナルアクリルスタンドを制作できます。「入稿手数料やデータ調整費はありません」ので、お気軽にご相談くださいませ。記事の最後に詳細を記載しておりますので、ご確認ください。
※透明か白ベタ以外の複雑な背景を切り抜く場合は、別途料金が発生いたします。
目次
目次
- カットラインの前に、、「白版」って何?
- アクキー のカットラインって何?
- アクキーの基本的なカットライン
- カットラインデータの作成方法
- データ作成は日本キーホルダー工業にお任せください
- 最後に
- アクリルグッズ、キーホルダー各種以外のオリジナルグッズ制作もお任せください
1. カットラインの前に、、「白版」って何?
「カットライン」と同様にオリジナルアクキー、アクスタを制作する上でとても重要なポイントである「白版」。
簡単に言うと、白版は「イラストの透けを防止し、発色を鮮やかにするための白い版」になります。
アクリルキーホルダーやアクリルスタンドは、ガラスよりも透明度が高い「アクリル板」に印刷します。そのため、イラストだけを印刷すると、ステンドガラスのように色が透けてしまうのです。そこで、色が透けないように白版の加工が必要になります。
簡単な例で言うと、クリアファイルをそのまま見るよりも、中に1枚白い紙を入れた方が、イラストの透けがなくなりイラストの発色がより鮮やかになりますよね。
アクリルキーホルダー、アクリルスタンド制作で、この時の「白い紙の役割」を担うのが、白版です。
実は、この記事の前編として、『オリジナルアクキー制作のポイント「白版」とは?』の記事で白版を詳しく説明しております。白版の作成方法なども記載しておりますので、ぜひご覧ください。
2.アクキーのカットラインって何?
自由な形で作れることが人気のアクリルキーホルダー。
「どんな形で制作するのか」も完成度に関わる重要なポイントであり、オリジナルアクリルキーホルダー制作の醍醐味ですよね。
この好みの形にカットするラインのことを、「カットライン」と言います。そのままですね。笑
つまり、アクキー、アクスタの形は、カットラインによって決められているんです。
3. アクキーの基本的なカットライン
アクリルキーホルダーでは、キャラクターの形に沿って作成するのが基本的なカットラインです。
また、同時に接続パーツとつなぐ為の穴(吊り元穴)も作成します。
穴は基本的にはデザインのセンター上部にすることが多いですが、吊りたい位置に自由に配置することができます。
この穴(吊り元穴)によっても、完成イメージが大きく変わるので、どこに「穴」を作成するのかもオリジナルアクキー制作における重要なポイントの1つと言えます。
話が少し脱線してしまいました。カットラインの話に戻りましょう。
下の画像の赤い線がカットラインになります。イカのような頭をしただるまの形に沿ってカットラインを作成しています。
ここまでで、「カットラインが何か」はご理解いただけましたでしょうか。
そろそろ、「カットラインの作成方法を知りたい!」と思ってくださる方もいらっしゃると思うので、作成方法に移りたいと思います!
4. カットラインデータの作成方法
カットラインは、adobeのデザインソフト「Illustrator」で作成します。
ペンツールを使い、点(アンカーポイント)と線(セグメント)で繋げると、パスデータ(ベクター画像)となります。
ここで、カットラインデータのポイントを
- ポイント1:デザインよりも2.5mm話す
- ポイント2:なめらかに描く
- ポイント3;アクキーの穴(吊り元穴)の作り方
ポイント1:デザインよりも2.5mm離す
カットラインとデザインは、2.5mm離すことが大事です。
デザインとカットラインが近すぎると、カットした時の多少のずれが影響してバランスが悪い仕上がりになってしまう可能性があります。それを防ぐためにも、デザインとカットラインには、十分な余裕を持たせることが重要です。
また、デザインとカットラインが近すぎると、カット工程の際に印刷面が擦れてデザインがかすれてしまう可能性があります。
これらの理由から、カットラインはデザインから2.5mm離して作成することをお勧めしております。
ポイント2:なめらかに描く
カットラインは、ガタガタや鋭角に作るのではなく、なめらかに作成することが大事です。
カットラインが複雑な形の場合、カットの仕上がりがガタガタになるなど崩れてしまいます。また鋭角のカットラインにすると、仕上がりも鋭角になり触ると危険なアクキーになってしまいます。
完成度が高く、また安全なアクキー、アクスタを制作するためにも、なめらかな曲線になるように意識してみてください。
ポイント3:アクキーの穴(吊り元穴)の作り方
アクキーと接続パーツをつなげる為の穴を「吊り元穴」と呼びます。穴は通常、デザインの中央上部にすることが多いですが、自由に配置することができます。
作り方は以下の通りです。
①外円が8mmの大きさの円の中に、外円3mmの大きさの円を作成します。
②吊りたい位置に移動させ、8mmの外円とデザインのカットラインと合体させます。この際もデザインよりカットラインが2.5mm以上離れるように注意してください。
合体はパスファインダーの中の「形状モード」から、左上の「合体」を選びます。
以上で、吊り元穴の完成です。
滑らかカットラインのパスデータを作ることができました。
5. データ作成は日本キーホルダー工業へお任せください
カットラインの作成方法はいかがだったでしょうか。
「慣れてしまえば簡単!」といった声の一方で、「え!こんな難しいことできない!」といった声も聞こえてきそうな気がします。
安心してください。
本記事の冒頭でもお伝えさせていただいた通り、日本キーホルダー工業では、データ作成を無料で承っております。白版やカットラインがなくても、イラストを送っていただくだけで、オリジナルアクキー、アクスタの制作ができます。入稿手数料やデータ調整費もかかりません。
※透明か白ベタ以外の複雑な背景を切り抜く場合は、別途料金が発生いたします。金額に関しては、デザイン素材を確認後提示させていただきます。
簡単に言うと、別途料金が発生するのは、背景が「白」か「透明」ではない場合です。
具体的には、『データ調整費が無料なのに画像1枚でアクキーが作れる!手軽すぎるオリジナルキーホルダー作成』の記事でご紹介させていただいております。是非ご参照ください。
6. 最後に
自分だけのオリジナル商品を作るのはとても楽しいです。
仕上がって実際に手にしたときのワクワク&ドキドキ感をあなたもぜひ経験してみませんか??
日本キーホルダー工業は定番のアクリルキーホルダーをはじめ、レコードキーホルダー、ラバーキーホルダー、木製キーホルダーなど、素材のバリエーションも豊富です!
もちろん、キーホルダーだけでなくアクリルスタンドのオリジナル制作も大人気です。
アクリルスタンド のデータ作成は今回ご紹介したアクリルスタンドと同様です。
アクリルスタンド のデータ作成も「無料」で承っております。是非、ご相談ください。
日本キーホルダー工業では、はじめてアクリルキーホルダーを作ろうと考えている方でも、気軽に制作ができるよう、熟練スタッフが一からご説明をさせていただいております。アクキー、アクスタのことなら、なんでも相談してくださいね。
電話でのサポートも可能ですので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
TEL 03-6240-9227
問い合わせはコチラから
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7. アクリルグッズ、キーホルダー各種以外のオリジナルグッズ制作もお任せください。
日本キーホルダー工業を運営する株式会社リアライズはステッカーや缶バッジなどオリジナルグッズを全般的に制作可能です。ぜひ下記サイトも参考に!