- 「アクスタが日焼けで変色してしまった!」
- 「色褪せたアクスタを綺麗にしたいけど、何をすればいいの?」
アクリルスタンド、通称アクスタの手入れを行わずに放置していると、本体の色が白く曇ったり黄ばんだりする事があります。
愛用しているアクスタが変色してしまうと、元の綺麗な状態に戻せるのか不安になるものですね。
一方、色褪せたアクスタを綺麗にしたくても、「具体的にどんな対処をすればいいのかわからない」という方もいるのではないでしょうか。
今回は、日焼けで変色したアクスタを綺麗にする方法を知りたい方に向け、アクスタ制作のプロが下記の内容をお届けします。
私達、日本キーホルダー工業はオリジナルアクリルスタンド、アクリルキーホルダーを中心に様々なオリジナルグッズの制作を請け負っている業者です。創業からは14年が経ちこれまで様々な作成のご依頼をいただきましたその中で培ったノウハウから、
- アクスタが変色して色褪せる原因
- 変色したアクスタの適切なケア方法
- アクスタの変色を防止する方法
本記事はこのようなことを解説していきたいと思います。これを読めば、アクスタが色褪せる原因を知り、適切なケア方法について理解することが可能です。多くの方がアクリルスタンドの購入や使用を通してより充実した推し活をおくれるようになることを祈っています。後半では、アクスタの変色を防止する方法についてもご紹介しているので、気になる方は、ぜひ最後までご覧ください。
その前に、「アクリルスタンドをオリジナルで作成したい!」そのような方は以下のページをぜひ参考にして下さい。
オリジナルアクリルスタンド(アクスタ)の作成価格表に関してはコチラ!
目次
アクスタが変色して色褪せる原因
アクスタの変色の原因はアクスタの製造方法や工程を理解しているとイメージがしやすいです。アクスタの製造方法については、
こちらの記事を参考にして下さい。
ここからは、アクスタが変色して色褪せる原因について、解説します。
- 紫外線にさらされ日焼けする
- アルコール類の液体が付着する
- たばこのニコチンや食べ物で黄ばむ
- 添加物の酸化防止剤で劣化する
- 手垢汚れや指紋を放置する
- 本体に傷がつく
アクスタをこまめに手入れしなければ、本体のアクリル部分が変色して色褪せてしまいます。
放置している時間が長くなるほど、アクスタについた汚れは簡単に落とすことが難しいです。
アクスタの変色を防止するためにも、まず色褪せる原因について知る必要があるのです。
ここからは、上記の6つの原因について具体的に解説していきます。
紫外線にさらされ日焼けする
アクスタが変色する原因として多いのはやはり日光、紫外線による日焼け、色褪せです。
アクスタの本体は、アクリル樹脂という素材から作られています。
ガラスより透明度が高く加工性に優れていることや、衝撃に強いといった長所が魅力です。また、アクリル素材は耐候性にも優れています。
耐候性が高ければ、雨水や温度変化、太陽光などが原因で劣化や変形しにくく、アクリル樹脂は優れた特徴をもつことから、さまざまなグッズに活用されています。
例えば、日本キーホルダー工業ではアクリル素材を活用して、下記のようなグッズを制作しています。
- アクリルキーホルダー:キーホルダーギャラリー
- スマホスタンドキーホルダー:スマホスタンドキーホルダーのオリジナル制作正式リリース!
- マスクチャーム:オリジナルマスクチャームでマスクをおしゃれに身に着けませんか?
- アクリルブロック:オリジナルアクリルブロックを早く安く制作 | 日本キーホルダー工業
一方、アクリル素材がいくら耐候性に優れていても、長時間日光あてられ、高温にさらされたり極度な紫外線を浴び続けるとやはり劣化の原因とはなってしまいます。
アクスタは、屋内のインテリアとして利用される方が多いですが、直射日光の当たる窓際や車の中に飾っておくと、日光による熱や日焼けの影響により黄ばんで変色する可能性が高いのです。
例えば、夏場の炎天下では、車内温度が70度を超えることもあると言われています。こういった車の中だと日焼けによる変色以外にも熱によりインクがわずかに溶けるという症状がおこります。そのわずかに溶けやわらかくなったインクが何かに引っかかれたりするとインクの剥がれにもつながります。
そのため、アクスタを車の中や窓際に飾る場合は、直射日光に当たらないよう注意、日焼けを避ける環境、高温にならないようになるべく保管することはとても大事です。
アルコール類の液体が付着する
アルコール類などの液体がアクスタに付着することで、変色する可能性が高まります。
上記でも説明したように、アクリル樹脂はグッズの素材として優れた性質を持ちます。
一方、アクリル樹脂にアルコール類などの液体がかかれば、白く曇って変色するケースがあるのです。水がかかる程度であれば影響はないのですがアルコールの場合はインクがわずかに溶けるという場合もあります。
アルコール類が原因で劣化する理由は、アクスタを制作する際にかかる「応力」という力が関係しています。
応力とは、アクリル樹脂を加工する際の外力に抵抗する力のことです。
アクリル樹脂が変形した際に「元の形に戻ろうとする力」が残っているのです。
アクスタにアルコール類の液体が付着すると、樹脂内部まで液体が浸透します。
本体の応力が存在する部分に浸透した場合、樹脂が劣化し変色する可能性が高いでしょう。
ほこりや汚れがついた際に、消毒液などのアルコール類を使って掃除する方も多いです。
かえってアクリルスタンドが劣化して変色する可能性もあるので、汚れを拭く際はアルコール類の使用を避けましょう。
たばこのニコチンや食べ物で黄ばむ
日焼け以外にアクスタが変色する原因として、たばこのニコチンや食べ物があげられます。
たばこを頻繁に吸う人は、歯が黄色かったり部屋が黄ばむといったイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。
たばこには、タールと呼ばれる物質が含まれます。
タールは粘着性のある植物性樹脂であり、茶色や黒色、褐色のような見た目が特徴です。たばこを吸う際はタールが燃やされるため、煙とともに壁や家具などに付着します。
煙に含まれるタールがアクスタなどに付着することで、本体のアクリル部分が黄ばんで色褪せてしまうのです。
黄ばみや色褪せを防止するためにも、たばこを吸う可能性のある場所にアクスタを飾らないようにしましょう。
また、スナック菓子などの脂が多い食べ物に触れた後に、アクスタを触ると変色する原因になります。
食べ物の脂が手を経由してアクスタに付着すると、アクリル樹脂の内部に浸透して変色する可能性があるのです。
そのため、アクスタに触れる際は手に食べ物の脂が残っていないか確認しましょう。
添加物の酸化防止剤で劣化する
アクスタに含まれる添加物により、本体が色褪せて変色する可能性があります。
アクスタの素材として使われるアクリル樹脂は、プラスチック材料です。
プラスチック材料には、熱や紫外線で劣化しないよう酸化防止剤といった添加物が含まれています。
添加物を入れることでアクリル樹脂が簡単に劣化しにくくなり、アクスタが長持ちするのです。
一方、添加物により寿命が長くなりますが、化学変化が起こり変色する可能性があります。
長時間暗い場所に放置していたり、車などの排気ガスに含まれる化学物質と反応して黄ばみます。
酸化防止剤によってアクスタは長持ちしやすくなりますが、保存方法によっては添加物が原因で変色する可能性があるのです。
手垢汚れや指紋を放置する
手垢汚れや指紋を放置することで、アクスタが変色する可能性があります。
手には皮脂腺がないため皮脂が分泌されることはありませんが、顔や頭などの部位に触れれば、手に脂がついてしまいます。
皮脂が分泌されやすい部位を触った手でアクスタを触ることで、手垢が溜まりやすくなるのです。
汗が出ていたり手垢がついた手で触ってしまうと、皮脂や指紋がつく可能性が高まります。
アクリル樹脂に皮脂が本体内部まで浸透すれば、簡単に汚れを落とせなくなりアクスタが色褪せるのです。
そのため、アクスタを触る際は手を洗ったりウェットシートで手のひらを拭くように心がけましょう。
日頃から「手は汚れが付着しやすい」ということを意識すれば、手垢や指紋汚れで変色しにくくなります。
本体に傷がつく
アクスタの本体に傷がつけば、変色する可能性が高まります。
アクリル樹脂は加工性に優れているがゆえに、衝撃が加えられると傷つきやすいです。
例えば、汚れを取るために乾いた布で強くこすったり、硬い地面に落としてしまうと表面が傷つく可能性があります。
アクスタに傷ができると、表面の小さな溝に汚れが溜まってしまうでしょう。
表面の傷や汚れを放置した場合、アクスタが変色する可能性があるのです。
そのため、アクスタが傷ついた際はすぐに修復するのがおすすめです。
下記のページでは、アクスタに傷ができた際の修繕方法について解説しているので、気になる方はぜひご覧ください。
まるで新品みたい!キーホルダー制作のプロが教える傷ついたアクキーの修復方法
変色したアクスタの適切なケア方法
変色したアクスタの適切なケア方法について、ご紹介します。
- メラミンスポンジで洗う
- 中性洗剤やスポンジで洗う
- 優しく研磨する
適切なケアを行えば、色褪せたアクスタも透明で綺麗な状態に戻せるでしょう。
ここからは、上記の3つの方法について具体的に解説します。
メラミンスポンジで洗う
メラミンスポンジで洗えば、変色したアクスタをケアすることが可能です。
メラミンスポンジとは、メラミンフォームという材料で作られたスポンジのことを指します。
硬い性質を持つメラミン樹脂を発泡させているため、細かい網目状の構造をもちます。
メラミンスポンジはアクスタの汚れを拭き取るというより、研磨して黄ばみを落とすアイテムです。
アクスタの変色は、外的要因で化学変化した物質や本体の内部まで浸透した汚れが原因と言われています。
本体の表面をメラミンスポンジで削ることで、変色した部分を研磨するのです。
以下の手順を踏んで、色褪せたアクスタをケアしましょう。
- メラミンスポンジを使いやすい大きさにカットする
- スポンジにたっぷりと水を含ませる
- アクスタの色褪せた部分をできるだけ優しくこする
- 柔らかい布で水を拭き取る
メラミンスポンジは、表面を研磨してケアする道具です。
そのため、メラミンスポンジで変色したアクスタを洗う際は、細心の注意を払いましょう。
強くこすったり乾いた状態で表面をケアするのは、かえってアクスタに傷をつけてしまう可能性があるので注意してください。
中性洗剤やリンスで水洗いする
中性洗剤やリンスで水洗いすることで、変色したアクスタをケアすることが可能です。
元の透明な状態にするのは難しい方法ですが、アクスタに付着した汚れやほこりを取ることが可能です。
以下の手順を踏んで、変色したアクスタを水洗いしましょう。
- スプレーボトルに中性洗剤やリンスを数滴入れる
- 水で薄める
- アクスタに作った液体を吹きかける
- やわらかい布で液体をふき取る
アクリル樹脂が静電気を帯びやすい性質により、アクスタにはほこりが溜まりやすいです。
アクスタのほこりは、本体に傷がついたり汚れを付着させる原因の1つです。
中性洗剤やリンスをつかって掃除すれば、アクスタにほこりがつきにくくなり変色を防止できるでしょう。
スプレーボトルに洗浄用の液体を用意しておけば、短時間で手軽に掃除できます。
優しく研磨する
色褪せた部分を優しく研磨することで、変色したアクスタをケアできます。
アクスタの変色は、脂や添加物が本体内部に浸透していることが原因の1つです。
そのため、アクスタの色褪せた部分を研磨すれば、変色していない透明な部分を露出させられます。
以下の手順を踏んで、変色したアクスタをケアしましょう。
- アクリル研磨剤で変色した部分に1滴垂らす
- コンパウンドスポンジで優しく研磨する
- 柔らかい布で拭き取る
アクリル研磨剤やコンパウンドスポンジは、ホームセンターやカー用品店で手軽に購入できます。
アクスタを研磨する際は、イラスト部分をこすらないようにしましょう。
アクスタを研磨する方法は、下記のページで詳しく解説しているので、気になる方はぜひご覧ください。
まるで新品みたい!キーホルダー制作のプロが教える傷ついたアクキーの修復方法
アクスタの変色を防止する方法
ここからはアクスタの色褪せやアクスタの変色を防止する方法について、ご紹介します。
アクスタの変色を防止する方法として、以下があげられます。
- こまめに掃除する
- 紫外線の当たる場所に飾らない
- たばこを吸う場所に設置しない
- アルコール類を吹きかけない
- 触る際は手の汚れを取る
- 傷ついたらすぐに修繕する
変色を防止するためには、アクスタを日頃からケアすることが大切です。
アクスタの手入れを放置すると、ほこりが溜まったり汚れが取れなくなる原因になります。
綺麗な状態で長く保存しておくためには、アクスタをこまめに掃除することが重要なのです。
下記のページでは、アクスタの傷や汚れを取る方法や、気になるほこりの付着の防止方法について紹介しています。
気になる方は、ぜひご覧ください。
汚れや傷を落としたい!グッズ制作のプロがお届けするアクリルスタンドの手入れ
【アクスタを綺麗にする方法】こまめに掃除して気になるほこりをブロック!
アクスタは変色して色褪せても元に戻せる!
今回は、アクスタが色褪せる原因や適切なケア方法、変色を防止する方法について紹介しました。
アクスタを適切にケアすれば、色褪せを防ぎながら綺麗な状態で保存することが可能です。
- 大切な人から貰ったプレゼント
- アニメや漫画のイベント限定品
- 旅行先で購入した思い出
上記のような理由で手に入れたアクスタは、特に愛着が沸き綺麗なまま飾っておきたい物です。
アクスタを長持ちさせるには、日頃から適切なケアをすることが大切なのです。
日本キーホルダー工業は、日本一お客様に優しい制作会社としてアクリルスタンド制作を承っております。
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ぜひこの機会に、日本キーホルダー工業でオリジナルアクリルスタンドを制作してみてはいかがでしょうか。
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興味のある方は、まずは日本キーホルダー工業公式サイトをご確認ください。
公式サイト:日本キーホルダー工業公式サイト
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